【乳がん手術体験記@亀田総合病院】手術は明日…のんびりグータラ入院生活

[病気の話]
この記事は約5分で読めます。

またもや長期間更新ストップしていました…。(正確にはサボり)

前回の記事で「抗がん剤治療が一応終了しました!」と書いてしまいましたが、厳密には、現在投与中の点滴薬も「抗がん剤」らしいです。

今もまだ3週間に1度のペースで点滴のために通院しているのですが、私が投与されているのは「分子標的薬」といって「がん細胞のみを攻撃する薬」だそうです。

私が「終了した!」と書いた「抗がん剤」とは、がん細胞だけでなく、健康な細胞も攻撃するのことです。

厳密には、分子標的薬もがん細胞を攻撃するので、抗がん剤なんだそうです。難しい…。私の分子標的薬の点滴は、あと数回で終わる予定です! 頑張るぞー!

さて、この記事では、亀田総合病院での入院2日目の様子について書きたいと思います。

亀田総合病院での入院体験記となりますが、あくまで私個人の記録となります。同じ病院でも、同じ治療内容や入院体験になるわけではありません。参考程度に読んでいただければ幸いです。

手術前最後の優雅な休日

子どもが生まれてから初めて、一晩中ぐっすりと眠り、子どもに叩き起こされずに爽やかな朝を迎えた入院2日目。

病室から見た朝焼け
病室から見た朝焼け風景

カーテンを開けると、窓の外はまだ太陽が昇りきっていない朝焼けの時間でした。目が覚めてしまい、そのままソファに座って朝日が昇るのをボーッと眺めていました。

きれいな部屋で朝の海景色を見られるなんて贅沢! これが旅行だったらよかったのに。

6時頃、看護師さんが朝の検温に来て、今日のスケジュールについて優しく説明してくれました。

センチネルリンパ節生検のための準備

私は、入院前の説明で「手術中にセンチネルリンパ節生検をする」と言われていました。

主治医の説明によると、センチネルリンパ節とは、乳がん(腫瘍)が体中に移動する時に最初に通るリンパ節だそうです。

そして、センチネルリンパ節生検を手術中にすると言うことは、私の場合は「センチネルリンパ節に転移があるかどうかを手術中に調べて、もし転移があればリンパ節を切除し、転移が無ければ残す」とのことでした。

センチネルリンパ節があるのが脇の下あたりなんですが、

つまり私は、手術が終わって目覚めるまで、自分の脇の下が切られているか、残っているかわからないということで。

手術してみないとわからないなんて、本当に「ちょ、待てよ」って感じで、怖くて嫌でしたよ。

と言うのも、私の母が乳がんの手術をしたときは、脇の下のリンパ節を切除したんです。傷跡も見たことありますし、その後のリハビリの大変さも知っています。だからこそ、「切って欲しくない…転移ありませんように!」と、吐きそうなくらい祈っていました。

話がそれましたが、手術でセンチネルリンパ節生検をするために、リンパ節を染める?必要があるらしいです。その色素を流すために胸に注射するということでした。

私、元々注射が大嫌いなので、ユウウツで仕方がなく…。

朝一番の予約だったので、時間ほぼピッタリに指定の部屋へ行くと、すぐに名前を呼ばれました。部屋に入ると、服を脱いでベッドに横になるよう言われて緊張MAX!

「それじゃ、注射しますね〜」と言われたので、覚悟を決めて目を閉じたら、

「はい終わりでーす!」

!!??

本当に何の誇張もなく、痛みが全くありませんでした!

蚊に刺された方がまだ気付くのでは?と思うほど、針がいつ触ったのかもわかりませんでした。「注射しますね〜」から「終わりでーす」の間、2秒位だったと思います。乳首に2箇所注射したらしいんですが…それであの速さ!?

あの看護師さんが職人だったのか、それとも元々痛くない注射なのか…。

「本当に色素入れたん?明日の生検大丈夫なん?」と心の中で心配になるほど、あっけなく終わりました。

元気なのに、至れり尽くせりの贅沢な時間

胸の注射が終わって部屋に戻ると、ベッドの上のテーブルに朝ごはんが置いてありました。(亀田総合病院は、ご飯美味しい!)

ゆっくり朝ごはんをいただき、ゴロゴロしながらテレビをみたり読書したり…。控えめに言って天国…!

10時半頃にルームクリーニングの人が来てくれました。私はまだ元気で暇だったので手伝おうと思ったのですが、「いえいえ、座っていてください」と言われまして…お言葉に甘えました。

きれいになった部屋で、またゴロゴロ。

午前中は他に予定がなくて暇だったので、コインランドリーに行ったり、花屋さんの花を見に行ったり、シャワーを浴びたりしました。

亀田クリニック1階の花屋さん
亀田クリニック内の花屋さん

そうこうしているうちに、今度は昼ごはんの時間。

栄養バランスの良い美味しい食事が出てくるし、家事もしなくていいし、ずっとこのままでいたい!と思いましたね。

もうすぐ手術なんだと実感した、手術前日の午後

午後になると少しバタバタしてきました。

まずは胸のMR撮影。

終わって部屋に戻ると、手術で麻酔を担当するという麻酔医さんが部屋に来て、麻酔の流れや副作用などについて説明してくれました。その場で同意書にも署名。

麻酔医さんと入れ替わりで部屋に来たのは、リハビリ担当の作業療法士さん。リハビリの内容について説明し、リハビリ体操が図解されているプリントを置いていってくれました。

しばらくして、次にやって来たのは薬剤師さん。投与する予定の薬と副作用などについて詳しく説明してもらい、こちらも同意書に署名。

続いて、事務担当の方が入院診療計画書を持ってきてくれました。

一気に書類が増えたので、たので、ファイルケースか何か持ってくれば良かったな、と思いました。

その後、執刀医の女医さんが部屋に来てくれました。

「調子どうですか〜元気〜?」と、明るく声をかけてくれたので、翌日の手術のことも「この人はきっとうまくやってくれるはず!」と、頼もしい気持ちになりました。

お医者さんがピリピリしてたり、自信なさげだったりすると、不安になりますけどね。この女医さんは安心感がありました。

女医さんは、私の左胸にマーカーで線を書いて「明日はこんな感じで切りますからね」と言いました。「シャワー浴びてもいいけど、線が消えないように、胸に水はかけないでね」と。

そこで初めて自分の胸がどのくらい切られるのかを知り、「全摘だもんなぁ、左胸見るのも今日が最後か」と、スンッと諦めに近い気持ちになりました。

励ましてくれる皆さんのイメージ
励ましてくれる皆さんのイメージ

この日は、1日でいろいろな担当の人たちと話をさせていただきました。皆さん、丁寧で優しくて…。手術前の不安を和らげようとしてくれたのがよくわかりました。

私の手術と治療は、こんなにたくさんの人に支えられているんだなと。

みなさんがこんなに助けてくれるんだから、うまくいかないはずがないと。

そう思ったら、手術も怖くなくなってきました!(思い込んでいたとも言う)

コメント