今日はつらつらと気持ちを綴るだけのブログになります。ちょっと暗い内容でも大丈夫な、お暇な方だけお付き合いください(*´-`)
卒園式と入学式に参列できなかった2年前

2年前の今頃、私は亀田総合病院に入院していました。乳がん手術で左胸を全摘出するためです。
当時は新型コロナが流行り始めた頃で、手術と抗がん剤治療に対しても不安でいっぱいでした。まさか2年後もコロナが収束していないなんて思いもしませんでしたが。
3月上旬に手術をし、「息子の卒園式に出席する」という目標に向かってリハビリを頑張りましたが、コロナのせいで保護者は卒園式に出席できなくなりました…。
4月の入学式こそは!と思っていたのに、入学式がまさかの延期。
結局、入学式は6月に。コロナのせいで「保護者1名のみ参列可」という制限があったので、夫が参列しました…。私は抗がん剤治療の影響で体力も免疫力も落ちて、髪も抜け始めていたからです。
息子の卒園式・入学式は、なんとしても参列したかった。なのに、乳がんと新型コロナにより、大切な思い出の機会を奪われてしまいました。
残念すぎて悲しすぎて、たくさん泣きました。
抗がん剤治療中、特に最初の数ヶ月は副作用がひどく、育児も家事もまともにできない状態だったので仕方なかったのですが…。「普通の生活」「普通の人生」を奪われたようで、暗い気持ちでいっぱいでした。
「普通の生活」ができていることに感謝
乳がん手術から早いもので2年。
先日、亀田クリニックで手術後2年目の定期健診を受けてきました。
結果は、「再発・転移、ともに無し」(^^)/
抗がん剤の副作用により悪化した心臓の収縮率だけはなかなか回復せず、激しい運動は禁止されていますが、日々の生活に支障はありません。半年後にまた検査に行きますが、しばらく安心して過ごせます。
コロナの影響で外出は最低限にしていますが、息子と買い物に行ったり、家の近くを散歩したりできるようになっています。家の中では、息子と一緒にゲームをしたり、勉強をみてあげたり、母親らしい(?)ことができるようになりました。
普通の生活ができることに感謝しつつ、もっともっと、できることはなんでもしてあげたい気持ちです。
「普通の生活」は、ひとりひとり違うと思います。
でも、「普通の生活」の共通要素のひとつは「平和」なんじゃないかなと思う今日この頃です。
それまでの生活が一変してしまうこと、本来得られるはずの機会が奪われること、それらがどんなに辛いか、私は病気になったことで実感しました。多少のアップダウンがあっても、平和に過ごせる「普通の生活」は本当に尊いものです。
私にとって、病気による生活の変化は辛いものでした。でも、ある日突然他者から攻撃され、強制的に「平和な生活」を壊されてしまった人々をテレビでみて、変化と破壊は次元が違うと思いました。本当に、理不尽極まりないです…!
テレビで攻撃の様子を見た息子から、いろいろ質問されました。
「どうして隣の国なのに攻撃してるの? 話し合わないの? 謝らないの?」

私はうまく答えられませんでした。歴史、宗教、政治、経済…いろんな側面があるけれど、他国を攻撃して、人々の平和な生活を奪っていい理由なんて説明できません。
「どんな理由があっても、いきなり攻撃するのは本当はダメなんだよ。でも攻撃しちゃったんだよ…。すぐに止めて謝らないといけないのにね…」
このくらいしか言えませんでした。
よそのご家庭のことは普段は気にしていませんが、子どもからのこういった質問に大人がどのように答えているのか、とても気になっています。
人を助けたいという気持ちを大切に

息子が「ウクライナを助けたい」と言うので、
「ママもそう思うよ。今ここでできることは募金かな。本当に誰かを助けたいと思うなら、今はとにかく勉強しよう。賢くなれば、将来、人を助けるいい方法を思いつくかもしれないよ」
と、話しました。
それでも「今なんとかしたい!」という息子が全力で考えた方法があります。
「超巨大なキャンピングカーを作ったらどう?!攻撃受けても大丈夫な強いやつ!」
イメージとしては、移動できる巨大なシェルターで、大人数で暮らしながら逃げられるものだそうです。…今すぐには作れないけど、頑張って考えました。
そういうふうに「人を助けたい」という気持ちを今後も大切にしてほしい。そして将来、人の役に立つ何かを開発できるといいね。
でも。
息子が大人になった時には、戦争を前提とした何かを開発する必要が無い世界であってほしいです。「攻撃を受けても大丈夫」…そんなものが必要とされる世界は悲しすぎます。
ウクライナのために今できることをする
ウクライナについて息子と話した後、楽天アプリで「ウクライナ人道危機 緊急支援募金」に募金しました。現実的に、今の私と息子にできるのは募金しかありません。息子と話し合って決めました。

私は楽天カードを持っているので、「楽天クラッチ募金」の手続きはとても簡単でしたし、楽天ポイントでも募金できました。(募金額に対しての楽天ポイントは付与されません)
三木谷社長もウクライナに個人資産を送金しているようなので、楽天グループに寄付金を預ければ、きちんと送金してもらえると信じています。
↓ Yahoo!ニュースはコチラ。
楽天グループ・三木谷浩史氏「送金完了!」 ウクライナ支援へ10億円個人寄付 緊急支援基金も開設
★楽天からの募金をご検討中の方へ★
「楽天クラッチ募金」を装った詐欺メールや偽サイトなどがあるようです。被害に遭わないためにも、公式サイトや公式アプリの「楽天クラッチ募金」のリンクから募金することをオススメします。
ウクライナの人々が1日も早く平和な生活を取り戻せるよう、心から祈っています。
Нет войне!
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