乳がん転移精査「乳房PET付きMR検査」@亀田クリニック

[病気の話]
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まずはじめに。ここで記事を書いているのは普通の主婦です。がんのこと・医学的なことに関しての知識はありません。乳がんになり、実際に自分が受けた検査や治療について記録しておく目的で記事を書いています。

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この記事では、亀田クリニックで受けた「乳がん転移精査」の中の「乳房PET付きMR検査」について、個人的な感想とともに当日の様子を記録しておきます。

亀田クリニックの「乳がん転移精査」当日のタイムスケジュールの記事はこちら

MR検査の後に受けた「PET–CT検査」の記事はこちら

そもそも、MR検査って何するの?

私はMR検査を受けたことがありません。体をスキャンするイメージはありましたが、具体的には知りません。

亀田クリニックからもらったMR検査予約票に、以下のような説明があったので抜粋します。

MR(磁気共鳴)検査は強力な磁場と電波を用いて体内の水素原子の情報を収集し、それをもとに画像化する検査法で、病変の存在診断はもとより質的診断の1手段として大変有効な検査法として位置づけられています。放射線を使用しませんので被ばくの心配はありません。

亀田クリニックのMR検査予約票の説明より

…乳がんに関して何を調べようとしているのか、私にはさっぱりわかりません(^^;;

今回、私が受けた「造影MR検査」とは、

単純MRだけでは診断の難しい病気などに対して、造影剤の注射投与は非常に有効とされています。

亀田クリニックのMR検査予約票の説明より

とのことで、造影剤を静脈に注射して、画像診断するための検査のようです。

注射イメージ

注射嫌いな私は、この説明を読んで初めて「今日注射されるのー!?」と涙目になりました…。

MR検査でわかることって?

結果から言うと、造影MR検査とは、乳がんの位置や範囲を詳細に調べる検査だったようです。

午前中に検査をして、午後には検査結果を説明されました。MR画像という画像がPCのモニターに映し出され、胸を側面から見るような画像を見せてもらいました。「左胸に2cm以下の悪性腫瘍がある」と言われ、先生は白い塊のようなものを指していました。

また、腫瘍の周りに薄い白い影が見えました。白い影は、左乳房の半分くらいの範囲に広がっていて、腫瘍のまわりにがんの粉が舞っているようなイメージでした…。

腫瘍と、周辺の白い影の部分をすべて切除する必要がある。つまり、左胸を全摘出する必要があるとのことでした。

ちなみに…私の左胸の腫瘍は超音波検査(エコー)で発見してもらったのですが、マンモグラフィでは映っていなかったんです。私自身の経験から、乳がん検査では超音波とマンモグラフィの両方を受けておくと、より確実で安心なのかなと思いました。

MR検査の前にすること

MR検査の予約時間は10時でしたが、画像診断室へは9:40頃に案内されました。

部屋の前の待合室にいる患者は私だけ。シーンとした中にかすかな振動?電波的な音?が聞こえていました。

MR検査について説明を受ける

男性技師からMR検査の説明を受け、すぐに検査着に着替えました。

体内に金属が入っていないか、トイレに行ったか、閉所恐怖症ではないか…などのほかに、「大きな音は怖くないですか?」と確認されました。MR検査中は大きな音が鳴るそうで、ヘッドホンを貸してくれました。

MR常連者になると、マイ耳栓を用意する人もいるんだとか。MR常連者ってどんな人なんだろう?

あとは、「湿布とか貼ってませんよね?」と確認されました。MR検査の注意事項を確認したら、以下のように書いてある箇所がありました。いろいろ気をつけなければいけないんですね。

貼り付け薬剤(ニコチネル TTS・ニトロダームTTS/ノルスパンテープ)は熱傷事故防止のため剥がしての撮像となります。

亀田クリニック MR検査予約票内の注意事項より

血糖値チェックと造影剤投与のための点滴注射

明るい看護師さんのイメージ

説明が終わると、明るく元気な看護師さんがやってきて、血糖値のチェックと造影剤投与のために点滴みたいな注射をしてくれました。

MR検査の後のPETーCT検査でも薬剤を投与するので、何度も注射しなくて済むように針を刺したままにしておきましょう…とのことでした。しっかり固定してくれたけど、針を腕に刺したままってコワイ。。。

血糖値チェック用の採血が終わると、「点滴用の針は柔らかいから、ひじを曲げても大丈夫ですよ♪」と看護師さんが教えてくれました。

「すごい!曲げられるんだ!」と大喜び…することはなく、万が一痛かったら嫌なので、針をはずすまで1回もひじを曲げませんでした。(おびえすぎ)

その場ですぐに血糖値がわかり、私はその日の検査を受けて大丈夫と言われました。血糖値が低すぎると検査が中止になることもあるそうです。

乳がんのMR検査中、すごく疲れた原因とは

点滴の針をつけた状態で、MR検査の部屋に呼ばれた私。検査自体は怖くなかったけれど、

「点滴の管がどこかに引っかかったら針が外れる…痛そう…そしたらまたブスッと刺される…それだけはイヤだ…」

こればかり考えていました。注射がイヤすぎる。

乳がんMR検査のための寝台がシュールすぎる

通常のMR検査は、こんな感じであおむけに寝るのですが…

通常のMR検査ではあおむけに寝るそうですが、乳がんのMR検査の場合はうつぶせになります。

そして、寝台に乳房を入れる穴が2つ空いていて、「穴に胸を入れてください」と言われるんです。

点滴の管を片手に持ちながら、寝台の2つの穴に自分の乳を入れるんですが…。

垂れた乳を必死にベッドの穴に入れようとする自分の姿が、寝台の横のガラスに映っていて…

ヘッドホンつけながら乳を垂らしてるアラフィフ。

自分の姿に吹き出しそうになって、こらえるのに必死!!!( ;∀;)

笑ってる場合じゃないけれど! ツボにはまった笑いを止めるのって大変ですね。

下を向いて笑うのをこらえて震えていたら、ヘッドホンがボトッと落ちてしまい、笑っているのが技師さんにバレてしまい…。呆れ気味に「大丈夫ですか…」と言われてしまいました。

無理な体勢で検査時間20分を耐えた

なんとか胸を寝台の穴におさめた私ですが、胸と胸の間の骨が寝台に当たって痛いので、位置を微調整していました。すると男性技師から「肩で体を支えると、胸の骨が当たらなくなるので楽ですよ」とアドバイスが。

早速やってみましたが、「いやいや、これ、アナタやったことないでしょ!?」ってくらいキツイ体勢。胸の間の骨は当たらないけれど、肩が張る感じで全然楽じゃないですよ!

検査時間は20分。確かに音がうるさかったです。でもヘッドホンのおかげで、ドンドンガンガン叩くような音は遠くに聞こえました。ちなみに、ヘッドホンからは静かなクラシックが流れていました。

検査中も、客観的な自分の姿を想像すると笑いがこみ上げてしまって、腹筋がつりそうでした。肩も凝るし、「早く終わってくれ…!」とずっと念じていました。

検査が終わってから思ったのですが、胸の間の骨のところに、タオルか何か柔らかいものを置いてくれたらよかったのでは…?ダメなのかな。

こうして、肩がバッキバキになり、笑いをこらえ疲れて、乳がんのMR検査は終了したのでした。

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